2011年7月1日に産声を上げた大衆演劇の新拠点「ぎふ葵劇場」が2020年12月に9年間の歴史に幕を下ろすことになった。柿落とし公演として同劇場9年前のステージを輝かせた早乙女太一率いる『劇団朱雀』が、その幕引きも担う。
昨年、劇団朱雀が5年の時を経て再集結。一部は女形の早乙女太一による舞踊ショー、二部は日替わり芝居、三部は全員出演による舞踊ショーと、豪華仕立ての大衆演劇を全国で上演。中でも「ぎふ葵劇場公演」では、劇場史上最高観客動員数を集客し、記録的な大入袋の枚数を残す。地元でも大変親しまれた劇場が閉館の運びとなる。こけら落とし公演は、9年前劇団朱雀による華々しい公演であった。
ぎふ葵劇場は、早乙女太一にとって自分や周囲が変化する時期に公演をしていた劇場で、変化する瞬間や解散、そして昨年の復活公演と共に歩んできたもっとも思い入れのある劇場となり、その幕引き公演も担う。